今日、突然、ふと、
タレスという人のことを思い出したんです。
タレス。ご存知ですか?
古代ギリシャの哲学者で、
ソクラテスよりも古い時代の人です。
イオニア学派と呼ばれる
学派の中でも古い、
ミトレス学派に属していた
自然哲学者・タレス。
「火について考えたの、
タレスだっけ?」
と調べたら、
火について考えたのは
ヘラクレイトスという
また別の哲学者で、
タレスは
「万物は水から生まれ、
水へと消滅する」
と言った人だそうです。
そして、有名らしいのですが、
「タレスの定理」という
数学の定理を説いたとも
言われているそうです。
(タレスの定理とは、
半円に内接する円周角は直角である、
というものだそうです。
ググってみると素敵な証明でした。
ぜひググってみてください)
で、なんで
「と言われている」
のかというと、
ソクラテスと同様に、
ソクラテス以前の哲学者たちもまた、
その哲学や思想を
文字で記さなかったので、
後世に記された文献が
その言動の
根拠となっているからです。
まさに伝言ゲーム。
なので、タレスが本当はどう言ったのか、
どんな意図で言ったのか、
そもそもタレスって本当にいたのか、
ミステリーに包まれているのです。
「え、俺そんなこと言ってないんだけど」
である可能性も大なわけです。
でも、万が一、
数千年の時を経ても
タレスの思った通りの言葉で
タレスの言葉が現代に
残されているのだとしたら、
こんな奇跡はありません。
私たちの数千年後は
どんな言葉が残るのでしょう。
長くなりすぎて
テトリスの話にまで至らなかったので
テトリスの話はまた今度します。
語呂がいいのでタイトルはそのままで。
適当ですね。
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