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執筆者の写真reikoshimogamawork

Without Collecting Materials to prove it....

よく、絵や文章を描く(書く)時に

「取材が大切だ」という趣旨の話を

聞くことがあります。

当然ですが一理あります。

なのですが、最近ふと思うことは

逆に「取材しないから得られること」も

あるのではないか、ということです。


対象と、対象への自分の認知のズレの

間に生じるものを描く、とでも言ったらいいのか、

説明が難しいのですが、

対象を取材してしまうと、なまじ、

対象について知ってしまう。

そうすると、対象と対象への認知のズレの幅が短くなり、

その距離が近づく。


でも、ときには、

対象と認知のズレの距離がとんでもなく遠い方が

面白いものができたりする。

そんなことを、ぼーっと、

庭のメジロを眺めて考えていました。


今回の4月の展覧会が終わったら、

私は、とんでもなく遠い距離で、

私が認知する、とあるものをテーマに絵を描きます。

あえて、取材はしないで。

そして同じテーマで、取材をし、認知を近づけてみた絵も

描いてみようと思います。きっと、それでも生じてしまう

認知のズレ、があるはずです。

それを楽しみたいと思います。

今からワクワクが止まりません。

そして、それをまた次の個展でお見せできたら幸せです。


Often when drawing pictures or writing sentences of a story ,people say, "coverage is important". Yes, I may hear it. Of course, there is a reason that people say so.

However, what I've been thinking about recently is On the contrary, "what you can get because you don't interview" I think there is. The difference between the subject and one's perception of the subject Should I say that I draw something that happens in between? It's difficult to explain, When I cover the subject, I will get to know the subject. Then, the width of the cognitive gap between the objects becomes shorter, and The distance gets closer. But sometimes the one where the distance between the target and the cognition is ridiculously long, you can make something interesting. After this April exhibition, I draw pictures with the theme of something that I recognize

and I'm going to enjoy to depict both the similarity and differences

between the objects and my cognition about them. The excitement doesn't stop from now on. And I would be happy if I could show it again in my next solo exhibition.




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